古酒か高得点ワインか

8月はうちの娘達(嘘)の誕生月でした。聞けばシャンパーニュ以外はバースデーヴィンテージのワインは飲んだ事がないとのこと。本来なら丁度美味しくなっているであろうボルドー等もバッドヴィンテージだけに残っていないので致し方のないところでしょう。それならカリフォルニアでと取り出したのがDunn Vineyard Napa Valley Cabernet Sauvignon Howell Mountain 1980。この年、ナパは比較的良いヴィンテージだったのです。
画像

DunnのワインメーカーでもあるRandy DunnはLamborn Family Vineyardの最初のヴィンテージを作ったワインメーカでもあります。
Dunnの場合、あまりアルコール度数の高いワインは作らないので、熟成が期待できます。

これだけを飲んでも何なので、一つ実験をすることにしました。もう一つ若いワインを同時に一口ずつ味見してもらいます。
パーティーの参加者は9名。私を除く全員にどちらのワインが好きか尋ねてみました。バースデーヴィンテージに思いを馳せていた主賓二人はもちろんDunn。それに後3人がDunnを選択。そして残り3人の人が新しい方のワインを選択。
新しいワインの正体はQuileda Creek Columbia valley Cabernet Sauvignon 2007。そう、Wine Advocate 100点のワインです。

画像


Dunnは幸いに状態も良く、枯れ葉やちょっと煙草香りの熟成したワインになっていました。ちょっと酢酸っぽいところもありましたが、期待通りでした。一方のQuilceda Creekは黒系果実が良くまとまりを見せています。刺激的なところは全く無く、滑らかな喉ごし。さすがに高得点ワインです。しかし、このワインはこの先熟成はしないでしょう。果実味が豊かな時に飲むのが一番良さそうです。実際これまで3回飲みましたが、デリバリ当初が一番ワインの特徴を良く表していて美味しく飲めました。カリフォルニアの凝縮感のあるワイン、例えばHarlan Estate等もセラーの肥やしにせずに早めに飲むのが一番美味しさを味わえるのだろうと思います。

改めて、お二人、誕生日おめでとうございました!

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック