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zoom RSS 年末年始のワイン

<<   作成日時 : 2012/01/21 11:25   >>

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これまた古い話題で恐縮ですが、昨年最後に飲んだワインと今年最初に飲んだワインを。
2011年、最後に飲んだワインはAugust West Rosella's Vineyard Pinot Noir 2007。
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ビジネス開始の原点とも言えるワインです。2007年は良年で、このワインに限らずカリフォルニアのピノノワールはタニックな印象のワインがほとんどでしたが、このワイン4年を経てタンニンは柔らかくなって来ました。ブラックチェリーの香りにスパイス。柔らかくなった反面、艶っぽさは減ったようにも思います。
August Westの特徴はライプな果実味をエレガントにまとめているところでしょうか。リリース直後はまず香りが安定して来て、次いで味わいが落ち着くのに3ヶ月程は掛かります。そんな訳でリリース後半年くらいから美味しくなって、それから3,4年位で飲むと良い様にも思います。
ワイナリの最初のヴィンテージは2002年。やっと10年目を迎えます。そんなワインがどんな味わいに変わって行くのか、ちょっと興味があるところでもあります。

大晦日の夜、日付が変わって元日を迎え抜栓したワインが、Paul Lato Lancelot Pisoni Vineyard Pinot Noir 2009。
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2011年、Paul Latoの輸入を始めるに当りPaul Lato氏のプライベート用ワインとして残してあった中から2ケースだけ譲ってもらったワインです。
Pisoni Vineyardが葡萄を売っている相手はPeter Michael, Siduri, Kosta Browne, ROAR, PATZ & HALL等有名どころばかりですが、これらはPisoni Vineyardの中でBig Blockと呼ばれる一番大きなブロックの葡萄です。
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ところがPaul Latoに売られているのはOld Blockと呼ばれる1982年に初めてGary Pisoniが葡萄を植えたブロックのものです。当時サンタルシアハイランズには全く葡萄畑がありませんでしたので、Gary Pisoniは「フィロキセラが移るはずは無い」と言って自根で植えたのだとか。そんな畑の葡萄をPaul Latoにのみ売っていると言うのは、如何にGary Pisoniが評価しているか、大事に思っているかを示していると言えましょう。
2011年、Wine Advocateのカリフォルニアワイン評価担当がRobert ParkerからAntonio Galloniに代わったことは大きな話題となりました。カリフォルニアのピノノワールについては前年2008年ヴィンテージについた最高点98points(これはPisoni Estate Pinot Noir だった訳ですが)が95points(Rhys)に下がるとともに、所謂エレガントなワインが相対的順位を上げました。そんな中で、Paul Latoはいずれの評価者にも高評価を得ています。この2009も94pointsと2位タイの評価となりました。
Pisoni Estateが前年に比べ評価を下げた理由の一つがタンニンでした。Jeff Pisoniによれば2009年ヴィンテージは前年より30%タンニンが多かったのだそうです。これは2008年から2009年にかけての冬場雨が非常に少なかったのが理由なのだそうです。サンタルシアハイランズはカリフォルニアの中でも冬場の雨量が少ない土地だそうですが、この冬は例年になく少なく、葡萄は「今年は雨がない」(カリフォルニアの雨期は冬期で、夏期は雨が降りません)とストレスを感じ、葡萄果実を相対的に小さくした様です。そんな訳でこのワインも抜栓直後はタンニンが多めに感じられます。酸も強めに感じます。しかし、翌日飲んでみると黒ベリー系の豊かな果実味ムンムンで、しかし一方ではモレサンドニを思わせる様なエレガンスもあります。これは美味しいワインでした。でももう本数がないのが残念です。

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