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zoom RSS ブルゴーニュルージュ2004テイスティングセミナー@グランドプリンスホテル新高輪

<<   作成日時 : 2009/12/15 12:13   >>

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日本ソムリエ協会関東支部第2回特別例会として「Bourgogne Rouges 2004 Tasting Seminar」が開催されましたので参加してきました.ソムリエ協会会員は無料.講師は田崎真也さん.
ブルゴーニュの村々の地図を見ながら畑の場所を知り、地勢に関するお話も聞きながらワインを試飲するものです.試飲のワインは9種類、すべて1er Cru.なお、セミナー中の写真撮影は禁止でしたので、セミナー終了後のワインの写真だけ.
画像

ワインは
1.Geverey Chambertin Clos du Fonteny(Bruno Clair)
2.Morey Saint Denis Clos des Ormes(Georges Lignier)
3.Chambolle Musigny Les Charmes V.V.(Christophe Perrot Minot)
4.Vosne Romanee Aux Chaumes(Jean Grivot)
5.Nuits Saint-Georges Les Vaucrains(Henri Gouges)
6.Beaune Bressandes(Albert Morot)
7.Pommard Jarolieres(Jean Marc Boillot)
8.Volnay Les Taillepieds(Domaine de Montille)
9.Chassagne Montrachet Clos de la Maltroye(Chateau de la Maitroye)

先ず、ヴィンテージについて簡単な説明がありました.
今回試飲の2004年は湿気が多かった年で、栽培に差異が出てドメーヌの差が多い年だったとのこと.そのため、テイスティングをして買う必要があるが、価格は安定しており現在楽しめる状態になっているのでレストラン向けには良いヴィンテージとのこと.2002年と若干共通しているが、2002年のコートドボーヌでは現在熟成が進みすぎているものもあるとのこと.
2006年は2004年に似ており、2004年が無くなり始めた頃に飲み易くなるのではないか.
2007年は少し濃縮感を感じる年.
2008年は熟成を待たねばならない年である.
2009年は1959年に匹敵する歴史的なgreat vintage.ブルゴーニュの素晴らしい年であるばかりか、ボルドーの辛口白まで含めて素晴らしい年になった.

1.は、0.67haを持つモノポール.ルショットに隣接している.ロゼドマルサネを確立した生産者.このワインは今から4,5年楽しめる.若干紫色を残した濃い色調.赤いベリーやトロピカルフラワー、野バラの香り.スパイス.新樽33%で樽を第3アロマとして感じる.紅茶や枯れ葉が感じられる.アルコールは13%.アフターテイストにタンニンが感じられる.酸とのバランスが良い.
シャンベルタンよりクロドベーズの方がシャンベルタンらしい.

2.は、赤い果物、コンフィやジャムの熟成感.枯れ葉やドライフラワー、紅茶.果実や花が主体となって熟成感が出ている.30%新樽.テロワールと果実を生かす生産者は新樽率が低い.中盤以降のタンニンに広がりがある.飲み頃である.このワインは16度くらいでサービスするのが良い.するとボトルは14度くらいに冷やしてある必要がある.料理で合うのは煮込みではなくロースト.赤身の魚も良い.
醤油が世界中の料理で用いられ広がりを見せている.なお、1,2のワインは除梗は80%程度.

3.シャルムとはチャーミングの語.クラシックな作り方をする生産者で9アールの畑に1,100本の葡萄を植える.それだけの葡萄木から栽培される量しかないワインなので市場で見つけるのは困難.除梗は100%.V.V.で根が深い.それだけに健全な栄養が葡萄にもたらされている.色調は少し紫を残し若干濃い.赤系果物、フランポワーズ、野いちごのコンポート.野バラ.まだ若さを感じる.飲み頃は今から4,5年.ダージリンティーも感じられる.果実味に包まれているが酸が豊か.果物や花の香りを持続させている.酸の広がりがエレガントで余韻の長さとシャンボールの特徴を示している.新樽40%.

4.平均樹齢40年.1,100本/haの栽培で一本の木からワインボトル半分位の収量.オレンジ、レンガ色も見える.開けてすぐは香りが閉じているが飲み頃である.赤果実のコンフィ.腐葉土の香り.少しなめし革もある.新樽30%.樽の樹脂から来るスパイスもある.ボーヌロマネはタンニンのとけ込んだ印象が特徴.滑らかなタンニン、バランスの良さがずっと続く.

5.4より少し黒味を帯びているがエッジにピンクをわずかに残している.野いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーの果実のふくよかさがある.鉄(鉄さび)も感じられる.果実の凝縮感がある.タンニンは豊富に感じられるがとけ込んでいる.シルキーではないが滑らか.中盤以降エレガントで、料理はブフブルギニオン等が合う.ブフブルギニオンには果実味がふくよかなもの、例えばコルトンなどが合う.

6.このワインも1本の木からボトル半分程の収量.少しオレンジがかった色調.若干クローズしている.肉、赤系果実のコンフィ、赤紫蘇、鉄等のミネラル、枯れ葉、腐葉土の香り.新樽は50%.バランスが良く、タンニンがシルキーにとけ込んでいる.果実味を主体とした柔らかさがボーヌの特徴.

7.除梗100%.平均樹齢は70年の畑.鉄を舐めたミネラル感がある.タンニンが強い.レストラン的には飲み頃まで時間が掛かるので扱い難いワイン.ポマールは酸化鉄が多く色が濃い.タンニンの凝縮感がありパワフル.

8.除梗50%、果実味が滑らかでバランスが良い.後味がアグレッシブ.酸がしっかりと強く、長期熟成型のワイン.

9.シャサーニュモンラッシェは、ピュリニー型とサントネ型(どちらに近いか)では随分違う.100%除梗.柔らかい上品さがある.色調は若干オレンジ.酸はしっかりして赤系果物.バニラを含んだスパイスがある.若干閉じた印象.


他に
・冬一番寒くなる産地がブルゴーニュであり、そこから来る酸の持続性の長さがブルゴーニュの特徴
・コックオーバンは本来3,4年育った鶏で作る料理.若鶏ではない.
・マルサネ、コートドボーヌヴラージュ、サビリネボーヌ、サントネ、マランジュ等はレベルが上がり、価格は抑えられているので楽しみなワインになっている


地図を見ながら地勢の話も含めてそれぞれの村のワインを試飲すると、テロワールの違いが判って来る感じです.これまで例えばジュブレシャンベルタンのワイン会とかは参加したことがありますが、こうして各村の比較をする機会がありませんでした.とても勉強になった例会で参加する価値があるものだったと思います.
個人的に好みだったワインは2,3,6でした.

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