カルトワインと呼ばれるワインの中でもおいそれと手に入らないScreaming Eagle.首尾よくメーリングリストに入ることができても、今やその価格は$750とか(実は私数年前にウェイティングリストに入りましたが、この価格じゃもう買えません).そんなワインを皆で飲んでみようという会がいつもの三軒茶屋「のみ山」で開かれましたので参加して来ました. 主賓のScreaming Eagle以外のワインは参加者の持ち寄りです. まずはシャンパーニュで乾杯.Francoise Bedel Millesime 1998.マルヌで作られるビオのシャンパーニュだとか.やさしいミネラル感、青リンゴや柑橘が心地よいシャンパーニュでした. 続いてDomaine Vocoret & FilsのChablis Grand Cru Les Clos.これはもう絵に描いたようなミネラル感.果実味や酸は弱く、ちょっと収斂性さえ感じられます. 次はLouis Latour Corton-Charlemagne Gran Cru 1998、穏やかなミネラル感にすっきりした味わい.落ち着いた飲み口です. 白ワイン続きで、私の持ち込んだKistler CH Durell Vyd 2003.今回のシャルドネはミネラル感が一連のテーマみたいになりました.これはKistlerにしてはミネラル感が感じられるワイン.こうして飲み比べると、さすがに濃密な味わいが感じられるのはやはりカリフォルニアゆえ. ついでCaleraのJensen 2005.まだ若くて飲むには早かったでしょうか.でも寝かせるともっともっと先にならないと飲めないでしょうから良いタイミングだったのかも知れません.少しタンニンが強く感じられました.そう言えば以前CWFCのワイン会で飲んだ2004もそんな感じでした. さて、主賓の登場. 色は紫を帯びた濃いガーネット.もっと黒っぽいかと想像していましたが、それほどでもありません.2004年とカベルネを飲むにしては若いヴィンテージにも思えますが、とてもバランスが取れています.マイルドなタンニン、カシスや赤ベリー系の香り.オーク、ユーカリも少々.特筆すべきはその余韻の長さ.次の一口を口に含むまで、ずっと余韻が残っている感触です.さすがにこの辺りが凄い.Hillsideのカベルネに比べて、やはりValley Floorのものは押し出しが強いワインではなくバランスのとれた印象でした. 今回もくるくんさんの料理でワインをより楽しませて頂きました. 素晴らしい機会を作って頂いてありがとうございました.もうこれで叫ぶ鷲を口にすることもないかな.あ、そう言えばあそこに1本(爆) |
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