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zoom RSS 特別講座「ワインビジネス最前線!」@ADV

<<   作成日時 : 2009/03/07 01:14   >>

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アカデミーデュバンでワインビジネス最前線!と言う特別講座が開催されています.今回はその第4回で「故郷のワインを低価格で」と題してカリフォルニアワインのインポーター、布袋ワインズのビル・キャンベル社長が話をされるとのことで参加して来ました.

キャンベルさんは長年日本にいらっしゃるので講義は日本語かと思いましたが全部英語.通訳が入った分、2時間で話して頂けた情報量が減ったのは残念でした.以下私なりの要約です.
キャンベルさんはソノマ出身.1970年にご両親がChalk Hillに葡萄畑を開かれます.葡萄の樹が育つには4年が必要でしたが、その育った年1974年はオイルショックで葡萄価格は暴落.葡萄畑は手放さざるを得なかったそうです.それ故にキャンベルさん自身も葡萄畑を持つ気にはならないとのこと.
高校時代はワインボトルにラベルを貼る等のアルバイトをこなしますが、大学は名門スタンフォードへ.教授からStanford Linear Accelerator Center(スタンフォード線形加速器センター)に参加しないかと声をかけられ、電子(講座中はarticleと言われた)を加速、ぶつけてはその時の軌跡の分析をしていたそうです.ご自分では『電気屋』と言われましたが、物理屋さんと言った方が合うかも知れません.そんな仕事の中、憩いは何と囲碁.囲碁に夢中になり、片道チケットで来日し東京で囲碁を学びます.その後一転して証券会社へ入社し東京へ赴任.東京では当時美味しくないカリフォルニアワインが高くで売られていたため、気に入ったワインをカリフォルニアから個人輸入し友人やそのまた友人へ売り始めます.それをベースに通信販売を開始しました.証券会社での仕事より、ワインを扱う仕事が楽しく会社を退社.布袋ワインズを設立するに至ります.当初は通信販売から始まりましたが、現在はその比率は10%ほど.通信販売ではケース売りだけを続けているそうです.
1年のうち3ヶ月はカリフォルニアで過ごし、ワインメーカとの話等から仕入れためぼしいワイナリの情報を総合してあたりをつけワインを購入.それらをブラインドでテイスティングして本当に美味しいものを探すとのこと.そしてQuality/Priceのバランスが上のものだけを選んで輸入交渉するそうです.他の事業で成功した人たちが立派なワイナリを建て、結局そのコストをワインに添加するようなものは意に添わないので扱わないとのこと.そんな風にして扱うようになったワイナリが30, 150品目になるそうです.
高いワインの代表例の一つとして現在このブログの先頭に写真を載せているDarioushのワイナリ外観、テイスティングルームが紹介されました.でも、このワイナリ、秋には別の意味で有名になるかも知れません.それにもう一つGhost Horseのウェブが紹介されましたが、どんなワイナリかは触れられませんでした.このブログで大分前にご紹介しましたので興味のある方はこちらを.なお、Ghost Horseのウェブサイトは現在正常に見られますが、音がしますのでご注意.
実際、布袋ワインズが扱うワイナリには、シルバーオーク、クライン、シャトーモンテレーナ、スタッグスリープ、シドゥーリ、J、ジョーダン、レイミー、フラワーズ、パッツアンドホール、セインツベリー、ローゼンブラム等、カリフォルニアワイン好きなら良く知っている銘柄が多くあります.
画像

講義の後半は試飲(私は全部飲みました(笑))
@ CLIFF LEDE Napa Valley Sauvignon Blanc 2007         
A RAMEY Carneros Chardonnay 2006            
B ClLINE Bridgehead Zinfandel 1996        
C THACKREY Pleiades 9 NV                       
D RAMEY Claret 2005        
E SILVER OAK Alexander Valley Cabernet Sauvignon 2003    
F SILVER OAK Alexander Valley Cabernet Sauvignon 1998 

頂いたパンフレットや講義中のメモを帰りの電車に忘れてくるポカをやってしまいましたので、記憶の範囲で.
@はスタッグスリーフにカナダの建築業で成功したCliff Ledeが設けたワイナリ.葡萄畑はデイヴィッド・エイブリュー、コンサルタントにはミシェル・ロランを迎えて醸造.コンクリート製の卵形タンクで発酵を行うとの紹介がありました.これってどこか別のワイナリでもやってますね.場所は忘れましたが.私には酸が立ち過ぎ.しかし、ボルドー好きな人には人気のようです.
Aは有名なRAMEY.ちょっとレモンを思わせる柑橘系.
Bは樹齢100年程の古木から作られるもの.粒子状のタンニンが感じられるものの、それでいてまろやか.CLINEと言えば太陽光発電と言うことで、以前テレビで流されたシャープのCMが紹介されました.プレゼンテーションはさすがです.
Cは奇人サッカリーのワイン.サッカリーがどう言う人かの紹介から行われましたが、初めて聞く人はやはり驚きますね.9とはおおむね1999年ヴィンテージの葡萄を使っていると言うことだそうです.毎年、庭でその時の気分でブレンドするので毎年味が違うとのこと.ローヌ品種7品種がブレンドされているそうですが、比率は分かりませんからテーブルワインです.このワイン、香りと言うより言わば臭うと言うような、厩と言うと語弊があるでしょうが独特な香りです.でも決して不快な香りではありません.最後の人気投票でも2位か3位でした.
Dはちょっと酸が独特.
EFは皆知っているシルバーオーク.ワイナリは家族経営で、リリースまで5年寝かすルールで運営されているそうです.したがって、レストランから評判が良いワインとのこと.このブログでも以前書いたと思いますがWine & Sprit誌の行ったアンケート結果が紹介されました.2003と1998ではやはり熟成したぶん1998が人気.

講義が終わって少しだけキャンベルさんとお話を.
1998年は良くないヴィンテージながら10年経った今はちょうど美味しく、良かった年は逆に10年経っても元気すぎたり、バランスが今ひとつだったりしますねと言う点でお話が一致.良くなかった年は最初は美味しくなかっただろうけれど10年経った今は美味しい、でもこれからぐっと落ちるかも知れないですねとのお話.
他にもちょっとお話ししたことはありますが、この辺で.

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