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zoom RSS マリアージュを試す会(イタリア編)@のみ山

<<   作成日時 : 2009/03/30 12:37   >>

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呼称資格試験対策の勉強で後半憶えなければならないものの一つに料理・チーズとワインのマリアージュがあります.フランス、イタリアの代表的地方料理とワインの組み合わせを憶えることは、料理が実際どういうものだかを知らずにカタカナ名称だけを憶えなければならず、ちょっと厄介なものがあります.試験前に試しに食べて印象付けたかったところですが、時間的余裕もなく叶いませんでした.そこで試験が終わってから、ワインスクール受験クラスのメンバーが集まり、マリアージュを試す会として経験してみることにしたものです.
フランス料理に関しては昨年11月に「マリアージュを試す会(フランス編)」として開催しました.今回イタリア編を三軒茶屋「のみ山」さんに再びお願いして開催しました.
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料理とワインの組み合わせは下記の通りです.
なお、ワインに関する解説部分は「のみ山」さんでご用意頂いた資料から転載させて頂きました.

Caponata(茄子、トマト、オリーブ、ケッパーの冷製)
2007 Etna Bianco Terre Nere
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Caponataは茄子が入っているのが基本とのこと.ビネガー、砂糖で甘酸っぱく仕立ててあります.
バローロ・ボーイズの生みの親として知られるワインブローカ、マルク・デ・グラツィア氏が弟のセバスティアンと始めたワイナリ.Terre Nere(黒い土地)は黒い岩石がゴロゴロとこらがる火山土壌であることから命名された.Etna Biancoは澄んで薄い黄色.収斂性のあるミネラルが印象的なワインです.

Polpi alla Luciana(タコのマリネ オリーブ、にんにく風味)
2007 Greco di Tufo Feudi di San Gregorio
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タコのマリネはにんにくが利いて美味しい.
ワイン造りの伝統を築いた6世紀末の教皇グレゴリオ1世に敬意を表し、フェウディ・ディ・サングレゴリオ(聖グレゴリオの領地)と名づけられました.南イタリアの土着品種の特徴を引き出して、しかもモダンなスタイルのワインを造っている.
このワインは青リンゴを感じさせる清清しさ.

Risotto con Asparagi(アスパラガスのリゾット)
2007 Collio Sauvignon Ronco dei Tassi
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オーナ、ワインメーカのファビオ・コーゼールによって1989年にゴリッツィアはコルモンスに建てられた家族経営のワイナリ.葡萄が熟す頃に畑に現れるアナグマ(タッシ)にちなんで、ロンコ・ディ・タッシと名づけられました.
アナグマのエチケットが可愛い.ワインは青リンゴの香り.

Spagetti con Bottarga(からすみのスパゲッティ)
1997 Vernaccia di Oristano Contini
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オリスターノ村の守護神である聖女ジュスティーナの涙から生まれたと言うワイン.フロールにより、フィノに似た風味の濃厚なワインで長期の熟成に耐える.
フロールがあると言うものの、シェリーなどと比べるとずっと優しい味わいのワイン.

Fegato alla Veneziana(レバーと玉葱の炒め物)
2005 Valpolicella Classico Superiore Mazzi
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コルヴィーナ70%、ロンディネッラ25%、モリナーラ5%のブレンド.2005年とあたらし目ながら、丸く柔らかな味わい.

Trippa alla Marchigiana(トリッパのトマト煮込み)
2004 Conero Riserva Grosso Agontano Garofoli
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ヴェルディッキオ研究の第一人者.畑でも醸造所においても室への追求の道をしっかりと歩んでいた数少ないワイナリ.2004年DOCG昇格.モンテプルチアーノ100%.
色合いと言い、味わいと言い、まるでカベルネの様.

Costoletta alla Milanese(ミラノ風カツレツ)
1990 Oltrepo Pavese Rosso Montebuono
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昔、Costolettaは骨付きの仔牛であったものが、フランスに渡りコートレットなり骨付きで無い形が逆輸入されて現在の形になったとのこと.料理としては日本人も親しんでいるカツレツ.
18世紀からマーガ家の所有.クロティーナ55%、ウーヴァ・ラーラ25%、バルベーラ20%.ブローニ村、モンテブオーノの丘で産出するナポレオンゆかりのワイン(この地でナポレオンが戦いに勝利を収め、祝って飲んだと言う).俗に「サングエ・ディ・ジューダ(ユダの血)」とも呼ばれる.

Stracotto Fiorentino(牛肉の赤ワイン煮、フィレンツェ風)
2003 Chianti Classico Riserva Marchese Antinori
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14世紀から続くイタリア屈指の名門.1970年代「ワインルネッサンス」の先駆者的存在.フィレンツェの中心部チェントロ地区には、1506年メディチ家の紹介でアンティノリー族の所有となったアンティノリ宮殿があり、現在でも一族の居住兼オフィスとして使用されている.

イタリア料理とワインのマリアージュに関しては、やはり地方料理と土着品種の多いイタリアならではの同一地方の組み合わせと言う観点が大きく、ワインの味わいから合わせると言うことであれば、もっといろいろな可能性もあるなと思われました.
今回のワインはどれも美味しく特徴的であり楽しめましたが、特にConero、Oltrepo Pavese、Valpolicella Classico辺りが参加した皆さんに好評だったと思います.

今回も「のみ山」さんにお世話になりました.ありがとうございました.
これから呼称試験を目指される方々は、暗記に明け暮れる準備の日々の間に、このように教科書に現れる料理を食べ、イタリア各州のワインを飲んでみられれば、それぞれの具体的な印象を深めることでより記憶を確かなものにすることができ、また楽しめると思います.

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
イタリア料理とワインのマリアージュ
いろいろ楽しめて
素晴らしいですね
ryuji_s1
2009/03/31 10:50
ryuji_s1さん、コメントありがとうございます.ワインは飲んで見なければわかりませんし、こうして実際に試すことができたのは嬉しい経験でした.話も盛り上がり、楽しいワイン会でもありました.ryuji_s1さんも機会があれば是非お試し下さい.

takuya
2009/04/01 14:59

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