I love Calwine!

アクセスカウンタ

zoom RSS ワインエキスパート2次試験対策(白ワイン編)

<<   作成日時 : 2008/10/11 13:30   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 0

2次試験のテイスティングは40分間でスティルワイン3種、ハードリカー1種の合計4種で行われます.
2003年から2008年まで6年間で出題されたワイン品種を見ると、シャルドネ5回、リースリング2回、ミュスカデ1回、ゲベルツ1回(以上白ワイン)、カベルネ5回、シラー/シラーズ2回、ピノノワール2回となり、エキスパートの場合重要品種が限られていることが判ります.これらの品種の判別がつくようにブラインドテイスティング練習を重ねることがまず重要です.とりわけシャルドネ、リースリング、カベルネ、シラー/シラーズ、ピノノワールが重要と言えましょう.

テイスティング時には、外観、香り、味わい、品種、生産国、ヴィンテージを選択肢の中から選び回答します.この時注意しなければならないことは
@指定個数以上は絶対マークしない
例えば、白ワインの香り7個を選びマークするように指示されています.この際、8個以上マークしては行けません.採点時に良いものから7個取ってくれるようなことは無く、逆に該当設問は0点となってしまいます.
A出題されるワインは飲み頃でバランスの取れたものしか出ない
試験に出されるワインはJSAが選んで出している訳ですから、飲み頃でない、バランスの悪いものは出ません.そう言う前提で選択肢を選ばなければならないと言う意味です.
B否定的な選択肢は絶対に選ばない
上記と重複する部分もありますが、"コルク"、"貧弱な"、"かび臭"、"欠点のある"、"ダメージを受けた"等の否定的な用語、また白ワインなのに赤ワインの用語、赤ワインなのに白ワインの用語等を絶対に選ばないようにします.
試験が始まったら、まず選択肢の中からこれらの用語をチェックしコルクの様に横線で消してしまえば、選択の対象となる数が減って目を動かす対象も減り作業が容易になると思います.
C正解となる選択肢は指定個数以上存在し、その順番は関係ない
これから受験される方でお知り合いにJSA会員の方がいらっしゃったら、過去問をJSAのサイトからダウンロードできますので入手してもらってみて下さい.例えば、白ワインの香りの選択肢の模範回答として示されているものは10個以上あったりすることが判ると思います.年によっては15個ほどもあります.試験で要求されてる数は7個程度なのにです.要するに、その選択肢の香りが幾らかなりとも感じられる香りであれば、その強弱は関係なく正解となるのです.察しの良い方は何を言わんとするかわかって来たかも知れません.

白ワインの対策についてまとめてみます.
ワインスクールで学んだこと、三軒茶屋「のみ山」でスクール仲間と開いた2次対策会で学んだこと、自分でJSAの回答を見て考えたことがベースになっています.もちろん、目的はワインエキスパート2次試験のテイスティングコメントでなるべく多くの点を得ることになっています.したがって、通常のワイン会で香りや味わいを取って誰かに説明したり自分で記録をとったりする場合とはやり方が異なります.むしろ通常のやり方で試験に臨むと限られた時間の中で定められた数のコメントを書き込むことさえ難しいことがあるかも知れません.効率的になるべくコメントで得点を得ることが目的ですから、そのように捕らえてください.
なお、白ワインの場合、最初にすぐスワリングしてはいけません.注がれてから自分の手元に来る間に、液面に出てきた香りをまず調べます.これは1次試験後の講習ビデオで佐藤陽一さんもおっしゃっていました.品種特定のヒントが隠されている場合もありますから注意しましょう.

白ワインの外観
通常6個位の指定があると思います.健全なワインしかでませんし、高価なワインもでませんから、"澄み切った"、"光沢のある"ものであるはずです.グラスを斜めにして色目を見ると"淡い黄色"であることが殆どでしょう.場合によって"緑色を帯びた"を付け加えます.ひょっとすると"やや黄金色"のこともあるかも知れませんのでチェックします.グラスを戻したとき、グラスのふちに脚ができていれば"脚の出る粘性"を選び、できていなければ"水様の粘性"を選びます.まず全てがスティルワインですから"スティル"を選びます.これで6個埋まったはずです.
することは色目の確認と脚がでるかどうかの確認だけです.30秒もあればできるのではないでしょうか.
ワインスクールの2次対策講座の際、『脚ができるのは赤ワインだけで、白ワインはできないのではないか?』と質問された方がいましたが、そんなことはありません.グラスのふちをチェックしましょう.

白ワインの香り
上記Dに関連します.例えば、過去問題としてシャルドネが出た時のJSA模範解答を見比べてみてください.かなり似た選択肢が顔を出していることがわかると思います.ついでにリースリングの時とも見比べてください.これまた結構共通したものが顔を出しています.Dで延べたように香りの強さを考慮しなければ、白ワインに共通して感じられる要素があると言うことです.まずは、"柑橘系"、"ミネラルのニュアンス"、"ハーブ香"、"フルーティ"と言った項目がこれに当たります.次いで、"青リンゴ"、"洋梨"辺りが続きます.50を越える選択肢の中から何が感じられるかをシート上を目で追いながら考えるのは大変ですが、今挙げた項目が目の前にあるワインに対して強弱はさて置き感じられるかどうかを判断するのは容易です.感じられるならマークしましょう.
また、Aに関連して、"上品な香り"、"豊かな香り"、"爽やかな"、と言った選択肢があれば相応しいものを選びます.7個は直ぐ埋まるのではないでしょうか.
さらに、品種を推定する過程で"白い花(菩提樹の花)"、"火打石"、"ライチ"等特徴的なものがはっきりと感じられたらそれをマークするのも良いでしょう.

白ワインの味わい
同様に7個程度の選択となります.
Aから選択肢に"現在飲み頃の"、"バランスのとれた"、"切れの良い後味"があれば無条件に選びます.さらに、"心地よいアタック"の様なものがあれば無条件に選びます.何をもって"心地よい"かは客観的には判りません.受験者が感じる感覚と、模範解答を作るJSAの担当者ではひょっとすると違うイメージを指して"心地よい"と思うのかも知れませんが、それは判らないことです.気にせずに選びます.
白ワインは大抵辛口ですので"セック(辛口の)"を選びます.2008年のドイツリースリングの場合は、さすがに"甘口の"を選びました.これはワインに合わせてすぐ判ることと思います.
後2つです.試験にでるワインは大抵若いものが多いので"若々しい酸味"が重要な候補です.場合によっては"豊かな酸味"がより適当な場合もあるかも知れません.しかし、Bに書いたように間違えても"過剰な酸味"とか"酸味が不足した"を選んでは行けません.
最後に余韻を見ます.ワインを口に含みスピットしてから、あるいは飲み込んでから、口腔中にどれくらいの間余韻が残るかを秒数で計ります.これは自分でその場で実行します.大抵の場合、選択肢の一番短いものは不適当です.このあたりの加減はワインスクールの受験講座、あるいは試験直前講座に行かれるのであれば講師の答えと自分の計った秒数を比べてちょっとイメージが違うようなら補正して下さい.
以上でコメントの記入は終わりです.指定個数を埋められないことはこれで無いのではないでしょうか?

品種
こればかりは自分の感性で決めるしかありません.しかし、冒頭に書いたように試験に良く出る品種は決まっています.まずこれらが判断できるように生産国を変えたりしていろいろテイスティングしましょう.時にはハーフボトルではなく750mlボトルをじっくり1本飲んだりすると特徴が判るようになったりもします.重要品種が判断できるようになれば、目の前のワインがそれ以外の品種であれば、それ以外であることもまた判る訳です.選択肢から対象外のものを外せば選択の幅はずっと縮まるはずです.

ヴィンテージ
これはほとんどエイヤッ!で決めるしかありません.大抵若いワインしか出ない訳ですし、2009年に受験される方が試験を迎える頃にはワインショップで目にするワインは2007年辺りが主流でしょう.この辺りに目をつけます.しかし、選択肢が1年刻みだと2006なのか2007なのかの判断は難しく、あまり当てることに悩まないほうが良いです.

生産国
ドイツのリースリングとかですと簡単ですが、それ以外でオーストラリアかニュージーランドかアメリカかあるいはそれ以外か等となるとこれまた容易ではありません.アルコール度数、果実味の具合で推し量ります.
時々、新世界のもの特にカリフォルニアのものは樽が効いていると言う方がいますが、これは間違いです.ムルソー(試験にはでないか)、ボルドーの白でも樽は使われていますし、フレンチオークの樽が高騰する中、試験にでるような価格帯のワインは大抵がステンレスタンクですから、樽に判断をゆだねるような考え方は普段から取らないほうが良いと思います.
ちょっと脱線しますが、私は所謂"新世界"なる言い方は嫌いです.自分自身がカリフォルニアのワインを良く飲むからと言うこともなくはありませんが、こうしてフランスやイタリア等以外のワインを一括りにしてカテゴリー分けすると誤解するものが多々あるからです.
生産国に関してはプロフェショナルであっても結構間違えると思います.あまり気にせずにいきましょう.

赤ワイン編はこちら
試験向きの対策ですが参考になれば幸いです.

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 10
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ワインエキスパート2次試験対策(白ワイン編) I love Calwine!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる