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help リーダーに追加 RSS ロバートパーカー テイスティングセミナー(テイスティング編)

<<   作成日時 : 2008/05/20 12:56   >>

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8種類のワインのテイスティングに入りました.
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壇上は左から、主催者側司会、ボルドーの葡萄生産者ドミニク氏、ロバート・パーカー氏、通訳の方、ボルドー大学デュブルデュー教授.

ワインは、
1.Château Mylord / Bordeaux (PP 87−88)
2.Château D’Escurac / Médoc (PP 89)
3.Château Lanessan / Haut-Médoc (PP 90)
4.Château D’Arsac / Margaux (PP 90)
5.Château Fougas Maldoror / Côtes-de-Bourg (PP 87)
6.Château Pipeau / St-Emilion (PP 90)
7.Château Grand-Ormeau / Lalande-de-Pomerol (PP 91)
8.Château Tronquoy-Lalande / St-Estèphe (PP 89)
(セミナー募集時のワインリストのパーカーポイントと、当日配布されたワインリストのパーカーポイントには若干差異があるものがありました)
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1.のワインの説明
ブラックチェリーやレッドカラントなど綺麗な果実味がある.
非常に良い酸が果実味を引き立たせている.
ドミニク氏がミロールを良く知っているので、説明してもらいましょう.
(ドミニク氏)
サンテミリオンの近くにあり、ラージュと言う家族が3代に渡って所有しています.アントルドメールに属する場所ですが、ここは白の辛口ワインを多く生産する場所です.ミロールは30haの土地を所有し、まっすぐなワイン造りを行っています.メルローが主体で少しカベルネが入っています.

2.のワインの説明
歴史的に有名なワインは左岸から生まれた.もう一つはグラーブから.
右岸にはポムロール、サンテミリオンがある.歴史的には有名ではなかったが有名になって来た.
カベルネとメルロの特徴を非常に良く現しており、多くの賞も得ている.
品質は安定し、2002年や2004年のような難しい年も良いものを出してきた.
カベルネは黒スグリの特徴を良く出している.スパイスや杉など2次的な香りも出している.ローストしたハーブもある.
新鮮な果実が2005年の特徴だ.新鮮な酸もある.

3.のワインの説明
古くからの歴史を持っている.品質が安定したところだ.
力強い味わいである.カベルネとメルロのブレンドであるが、カベルネがメインとなっている.

4.のワインの説明
長い間ぱっとしなかったが最近良いものを造っている.
マルゴーとオーメドックにまたがる大きな土地を所有している.大きな土地を所有することは、需要の拡大に対して重要だ.10年前に比べ、上位シャトーへの需要は50倍から100倍に増えているから.
今日のようなテイスティングは意味がある.著名度は無いが購入できるワインだから.
綺麗な仕上がりで古典的なマルゴーと言える.花の香り、熟した果実の香りにテクスチャーが美しい.シルキーなタンニンである.

5.のワインの説明
右岸に移る.メルロが中心で、有名ではないAOCだが品質の高いものが多いAOCだ.
メルロが多く早く飲める.メルロの場合、カベルネに比べアルコールが高くなる、1%位だろうか.
メルロが増えるとモカ、チョコレートの香りがでる.メルロはタンニンがよりシルキーだ.
ブラックチェリー、チョコレート、土っぽさを感じる.

6.のワインの説明
ボルドーの中ではファッショナブルなサンテミリオンだ.30年前は有名ではなかったが若い世代の努力で有名になった.
自分は観光案内ではないが、サンテミリオンは美しい街でもある.
これはアメリカで人気になっているシャトーだ.フルボディで個性が強い.年間30,000本生産されている.
メルロがスパイシーさをだしている.今日のワインの中で一番アルコール度数が高い.アフターが長くタンニンが強力だ.
果実の純粋さがわかる.飲み込む時に重さを感じないのが大事だ.

7.のワインの説明
ほとんどがメルロだ.あまり有名ではないAOCである.
長く、25年ほどひいきにしているワインである.
美しい甘み、シルキーさがあり、今飲んでも良い.(easiest to drink right nowと言いました)
1982年も持っているがまだ美味しい.
飲み時はいつが良いかとの質問を良く受けるが、no ruleなのが重要だ.若いワインは赤ん坊で個性が確立されていないが、無垢なニュアンスがある.年とともに複雑さが出てくる.そして、どこかの時点でピークを迎え落ちていく.何時飲むかは個人の好みであり、無垢を好むか複雑さを好むかに拠る.人は時に飲む時期を限る傾向があるが柔軟に考えるのが良い.

8.のワインの説明
左岸サンテステフだ.スケールの大きな長熟型のワインを生む場所だ.
このシャトーはモンローズと同じオーナー.モンローズは昔から偉大なワインを造っている.このシャトーは近くにあるが今まで良いものを造らなかった.今のオーナーが力を入れた.ワインメーカはジャン・フィリップ・デルマスと言いモンローズと同じだ.1961〜2003年に掛けてはオーブリオンのワインメーカも勤めていたが、リタイア後引き抜いた.
純粋さ、調和、新鮮さ、凝縮感がある.価格はリーズナブルである.
30倍高いワインが30倍美味しいか?もちろん、そうではない.生産量と知名度で値段が付く.知識と情熱を持ってワインを探せばチャンスがある.ワイン評論家として、このような発掘されていないワインを紹介できることは嬉しい.
最近、品質が確実に良くなっている.ワインには多くの選択肢がある.今がワインを楽しむgolden ageではないか.
価格もリーズナブルだ.

デュブルデュー教授の話
ボルドーの味わいは色ではないか?もっとも色の深いワインではない.ボルドーの色は生涯若々しい.アロマはスペイン、イタリア、アルゼンチン、チリなどのどれとも混乱することがない.同じ葡萄品種を他の地域で造っても同じものはできない.ボルドーは熟しても新鮮さが保たれている.味はアルコールを感じさせない味で、アタックはベルベットのようであり、フィニッシュはシルクのようだ.

以降、セミナーは質疑応答に入りました.(続く)





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