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8種類のワインのテイスティングに入りました. 壇上は左から、主催者側司会、ボルドーの葡萄生産者ドミニク氏、ロバート・パーカー氏、通訳の方、ボルドー大学デュブルデュー教授. ワインは、 1.Château Mylord / Bordeaux (PP 87−88) 2.Château D’Escurac / Médoc (PP 89) 3.Château Lanessan / Haut-Médoc (PP 90) 4.Château D’Arsac / Margaux (PP 90) 5.Château Fougas Maldoror / Côtes-de-Bourg (PP 87) 6.Château Pipeau / St-Emilion (PP 90) 7.Château Grand-Ormeau / Lalande-de-Pomerol (PP 91) 8.Château Tronquoy-Lalande / St-Estèphe (PP 89) (セミナー募集時のワインリストのパーカーポイントと、当日配布されたワインリストのパーカーポイントには若干差異があるものがありました) 1.のワインの説明 ブラックチェリーやレッドカラントなど綺麗な果実味がある. 非常に良い酸が果実味を引き立たせている. ドミニク氏がミロールを良く知っているので、説明してもらいましょう. (ドミニク氏) サンテミリオンの近くにあり、ラージュと言う家族が3代に渡って所有しています.アントルドメールに属する場所ですが、ここは白の辛口ワインを多く生産する場所です.ミロールは30haの土地を所有し、まっすぐなワイン造りを行っています.メルローが主体で少しカベルネが入っています. 2.のワインの説明 歴史的に有名なワインは左岸から生まれた.もう一つはグラーブから. 右岸にはポムロール、サンテミリオンがある.歴史的には有名ではなかったが有名になって来た. カベルネとメルロの特徴を非常に良く現しており、多くの賞も得ている. 品質は安定し、2002年や2004年のような難しい年も良いものを出してきた. カベルネは黒スグリの特徴を良く出している.スパイスや杉など2次的な香りも出している.ローストしたハーブもある. 新鮮な果実が2005年の特徴だ.新鮮な酸もある. 3.のワインの説明 古くからの歴史を持っている.品質が安定したところだ. 力強い味わいである.カベルネとメルロのブレンドであるが、カベルネがメインとなっている. 4.のワインの説明 長い間ぱっとしなかったが最近良いものを造っている. マルゴーとオーメドックにまたがる大きな土地を所有している.大きな土地を所有することは、需要の拡大に対して重要だ.10年前に比べ、上位シャトーへの需要は50倍から100倍に増えているから. 今日のようなテイスティングは意味がある.著名度は無いが購入できるワインだから. 綺麗な仕上がりで古典的なマルゴーと言える.花の香り、熟した果実の香りにテクスチャーが美しい.シルキーなタンニンである. 5.のワインの説明 右岸に移る.メルロが中心で、有名ではないAOCだが品質の高いものが多いAOCだ. メルロが多く早く飲める.メルロの場合、カベルネに比べアルコールが高くなる、1%位だろうか. メルロが増えるとモカ、チョコレートの香りがでる.メルロはタンニンがよりシルキーだ. ブラックチェリー、チョコレート、土っぽさを感じる. 6.のワインの説明 ボルドーの中ではファッショナブルなサンテミリオンだ.30年前は有名ではなかったが若い世代の努力で有名になった. 自分は観光案内ではないが、サンテミリオンは美しい街でもある. これはアメリカで人気になっているシャトーだ.フルボディで個性が強い.年間30,000本生産されている. メルロがスパイシーさをだしている.今日のワインの中で一番アルコール度数が高い.アフターが長くタンニンが強力だ. 果実の純粋さがわかる.飲み込む時に重さを感じないのが大事だ. 7.のワインの説明 ほとんどがメルロだ.あまり有名ではないAOCである. 長く、25年ほどひいきにしているワインである. 美しい甘み、シルキーさがあり、今飲んでも良い.(easiest to drink right nowと言いました) 1982年も持っているがまだ美味しい. 飲み時はいつが良いかとの質問を良く受けるが、no ruleなのが重要だ.若いワインは赤ん坊で個性が確立されていないが、無垢なニュアンスがある.年とともに複雑さが出てくる.そして、どこかの時点でピークを迎え落ちていく.何時飲むかは個人の好みであり、無垢を好むか複雑さを好むかに拠る.人は時に飲む時期を限る傾向があるが柔軟に考えるのが良い. 8.のワインの説明 左岸サンテステフだ.スケールの大きな長熟型のワインを生む場所だ. このシャトーはモンローズと同じオーナー.モンローズは昔から偉大なワインを造っている.このシャトーは近くにあるが今まで良いものを造らなかった.今のオーナーが力を入れた.ワインメーカはジャン・フィリップ・デルマスと言いモンローズと同じだ.1961〜2003年に掛けてはオーブリオンのワインメーカも勤めていたが、リタイア後引き抜いた. 純粋さ、調和、新鮮さ、凝縮感がある.価格はリーズナブルである. 30倍高いワインが30倍美味しいか?もちろん、そうではない.生産量と知名度で値段が付く.知識と情熱を持ってワインを探せばチャンスがある.ワイン評論家として、このような発掘されていないワインを紹介できることは嬉しい. 最近、品質が確実に良くなっている.ワインには多くの選択肢がある.今がワインを楽しむgolden ageではないか. 価格もリーズナブルだ. デュブルデュー教授の話 ボルドーの味わいは色ではないか?もっとも色の深いワインではない.ボルドーの色は生涯若々しい.アロマはスペイン、イタリア、アルゼンチン、チリなどのどれとも混乱することがない.同じ葡萄品種を他の地域で造っても同じものはできない.ボルドーは熟しても新鮮さが保たれている.味はアルコールを感じさせない味で、アタックはベルベットのようであり、フィニッシュはシルクのようだ. 以降、セミナーは質疑応答に入りました.(続く) |
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