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help リーダーに追加 RSS カレラワイン会 w/Josh Jensen + 追記・修正

<<   作成日時 : 2007/04/12 01:34   >>

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画像CaleraのオーナーでありワインメーカでもあるJosh Jensen氏を迎えたワイン会がCWGでありましたので参加して来ました.

開始時間よりちょっと早くCWGに到着すると、しばらくしてJensen氏も到着.ワイン会開始前にちょっと気になっていたことを尋ねてみました.
まずはMt.Harlan Cuveeについて.Jensen 33%, Ryan 14%, assorted original vines 26%, younger vines 20%のasoorted original vinesとはどこかと尋ねると、全部のシングルヴィンヤードだそうです.youngerとはJensenの西隣にある新しい葡萄畑とのこと.北西側にもう一つ新しい畑がありますが、そこのものは使っていないそうです.画像


シングルヴィンヤードのそれぞれにクローンは違いはあるのかと尋ねると、Mt.Harlanは全部同じだと言っていました.そこで、日本ではcaleraの葡萄はDRCから持って来たものだと言われているがと話を振りますと、Caleraの葡萄は全部Chaloneのクローンで、Chaloneはどこから来たかと言うとコートドールから来たのだが、それがコートドールのどこかは知らないとのこと.Jensen氏はエール大学とオックスフォード大学で学んだインテリであり、また老練さも加わって、いろいろ質問してもかわされている部分もありますが、ちょっとだけ伝説(?)についてはっきりして来ました.

この質問はもう聞き飽きる位尋ねられているのでしょうが、人工衛星のデータは公的な機関から入手できるのですかと尋ねると.昼間も同じような質問をもらったけれど、カリフォルニアで手に入る地図で石灰岩のある地域を探した.そしてそこへ車ででかけて調べたんだとのこと.だいたいRyanの西側とJensenの東側に大きな石灰岩の部分があるようです.誰が言い出したのか知らないけれど、人工衛星は全然使ってないとのことでした.後ほどワイン会の間にも同じ質問があり、Jensen氏はこの質問は今日3回目だと言っていたそうです.
画像
ワイン会が始まりました.ワインは
2005 Mt. Harlan Viognier
1999 Mt. Harlan Chardonnay
2002 Central Coast Pinot Noir
2003 Mt. Harlan, Mt. Harlan Cuvee Pinot Noir
2002 Mt. Harlan, Selleck Vineyard Pinot Noir
1996 Mt. Harlan, Mills Vineyard Pinot Noir
2005 Mt. Harlan, Dessert Viognier

幸いにも席はJensen氏の真ん前.何も話さずにはいられない席で、食事をしながらいろいろなことをお尋ねしました.
以下主なやり取りを記すと、
・石灰岩はあなたにとってピノの味わいにどう影響を及ぼすのか
 →味わいを複雑(complex)にするから重要だ
・ワイン造りをしようと思ったのは何にインスパイアされたのか?大学での専攻は何でした?
 →大学では歴史を学んだが、歴史家になろうとは思っていなかった.また、普通の職業、例えばビジネスマンとかにもなりたくなかった.そこでワイン造りをしたいと思い、フランスに行った.
・最近アメリカではピノの人気が高まっているが、ビッグなものも好かれているようだが、どう思いますか?
 →糖度の高い葡萄で造った、濃い、そしてジャミーなワインは好きではない.ブルゴーニュスタイルのピノが好きだ.
・葡萄の収穫時期を決める成熟度(ripeness)は何で判断するのですか?
 →糖度、pHと酸で決める.
・ヴィオニエを造り始めた時、苦労されたと聞いていますが、どんなことだったのでしょう?
 →その当時ヴィオニエを造ろうとしていたワイナリはCaleraの他に3つあって合計4カ所だったが、新しい葡萄をフランスから導入してワインを造る事をカリフォルニアの役所はなかなか認めてくれなかった.怠慢で馬鹿だからすごく時間がかかった.7 growing seasonsも掛かってしまった(他の方が同じ質問をした際には15年と言いました).
・Mt.Haran Cuveeをだすまではシングルヴィンヤードピノだったのに、ブレンドをだそうと思ったのはなぜですか?
 →93年や97年は葡萄の生育が良い年で沢山採れた.一方シングルヴィンヤードのワイン造りは小さなバッチだったし、余った葡萄は売ったりした.それでそれらを使ってワインを造った.
・Jensenはお父さんの名前にちなんでいると聞いていますが、その他のヴィンヤードに比べてやはり特別な思い入れがあるヴィンヤードなのですか?
 →4つは全部同じように大事な人にちなんで名付けたので全部大事だ.私には3人子供がいるが皆大事だ.それと同じでヴィンヤードには皆同じ思いがある.
・Caleraに行ったとき、96年のJensenが良い出来だったと聞いた.何時頃が飲み頃になると思いますか?
 →今夜96のmillsを飲むから一緒に見てみよう.10年経っているので十分美味しいと思うが、あとさらに10年はしっかり熟成するはずだ.
  (ワイン会でMillsを飲む順番になった時)MillsはJensenより少し早く成熟する.十分美味しいと思うがどうか?
 →(私)もうあと3年位したらより美味しいと思われるのではないでしょうか.
 →(J)そうだね.
・2001年はナパのCSの良い年だったり、2002年はソノマのピノが良い年だったりしたと思いますが、Mt.Harlanは少し離れているので、やはり天候的なことを含め条件はちょっと異なりますか?
 →やはりちょっと違う.例えば、2003年等は良い年だった.
・ガラス製のVino Sheelと言う栓を今後使っていくと言う話がでたので、最近スクリューキャップを使うワイナリが増えて来ているがガラス栓を使うことにしたのはどうしてですかと尋ねると
 →両方を試した.非常に差は小さいのだが、やはりガラス製の栓の方が味わいが良い.それにスクリューキャップは安っぽく見える.それでガラス製のものを使うことにした.Vino Sheelは既に1000本位のワインで試した.スクリューキャップより少しコストは高いがこちらが良いと思う.画像
Caleraの空き瓶を持って来てもらい、Vino Sheelを差し込むとすぽっと入ります.合成樹脂のシールがついていて密閉できる構造ですが、何かオープナーを使う必要もなく手で抜くことができます.

最後のデザートワインは、糖度25位のものをフリーズして水分を飛ばし糖度37位に上げて造るのだそうです.
日本には甲州と言う葡萄があるのだが知っていますかと尋ねると知らないとのこと.最近甲州を使ったワインの中には、アロマをだすために同じように凝縮させる造り方をしているものもありますと言うと、ふ〜んと言うような表情でした.

ワイナリでライブラリワインはどれくらい前のものからあるのですかと尋ねると、設立当初のものから残しているそうですが、販売するのは10年くらい前(1997年)のものからとのことでした.

食事の際にポケットからちょっと大きめのウオレットをだして、お子さんの写真(随分まえのものもあります)等を見せる家庭的な部分と、小さな文字で書き込んだメモやcaleraの生産ケース数の表などを同じ様に持っている細かく繊細なお人柄を見ました.

まだまだ書き漏らしている事はあるようにも思いますが、この辺で.
ワイン会でお世話になったCWGの皆さん、ありがとうございました.

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
Mt.Harlan Cuveeは2002年とずいぶん、ブレンド比率が違いますよね。
一時期、Viognierの一部をスクリューキャップでリリースしていましたが辞めたんですね。
トモ
2007/04/12 12:55
トモさん、「ブレンドの比率は変わるから覚えていない」と言っていました.スクリューキャップの件について私は知らなかったのですが、ガラス栓は既に1,000本ほど試したようです.
takuya
2007/04/12 13:48

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